工芸・ものづくり 文化の基礎
繕った 跡も、器の 景色に なる。
割れや欠けを直し、器を再び使う金継ぎ。修復されたかたちから、ものとの付き合い方を考えます。

漆を用いて器を繕う
川崎市市民ミュージアムは、割れや欠けのある器を漆で接着し、金を蒔いて磨き、再び使えるようにする技法として金継ぎを紹介しています。
継ぎ目に目を向ける
修復で現れた金の線は、器の新しい景色になります。もとの形と継ぎ目の両方を見つめると、使い続けるために手をかけるという選択に気づきます。
ものを残すという問い
手元に残しておきたい器は、どのようなものでしょうか。金継ぎを入口に、器の美しさだけでなく、使う人にとっての思い出や意味にも目を向けてみませんか。
LOOK A LITTLE CLOSER
見てみたいポイント
- かたち
- 器の輪郭と、修復された部分の関係を見る。
- 継ぎ目
- 線の走り方や、器全体から受ける印象を見つめる。
- 記憶
- 自分にとって使い続けたいものを考える。
ものを手入れし、使い続ける。そうした身近な営みから、文化を次へ渡すことを考えていきます。
